雨がやんだらくもり空
文京区湯島４丁目

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東京大学・本郷・南キャンパスの龍岡門（たつおかもん）
から東大医学部あたりに入る

正面の建物が
大学全体の「本部」棟
１２階建て
茶色
あまりに貧相すぎないかい？

門をくぐるというけれど
龍岡門はくぐれない
屋根はないし
門扉（もんぴ）もない
道路脇の左右に
茶色い門柱だけがある

本郷キャンパスで
一般車両が入れる唯一の門
とはいえ、門柱に看板がないのはどうしたことだ
「東京大学」の文字も
「龍岡門」の文字もない

しかも
門柱が老朽化しすぎてる
日本全国の小学校、中学校
その門・建物のほうがまともである
どうしたことだ

「管子」の言葉「終身之計莫如樹人」
＝「終身の計は人を樹（う）うるに如くはなし」
＝「一生かけるなら人の育成が最もよい」
＝「教育は国家１００年の計」となる

しかし
コロコロ変わる大臣
２年で変わる官僚
１００年どころか１０年の計も立てられない
そもそも、教育に国家の「計」がない
イヤ、明治に「計」はあったし
第二次大戦前にもあったらしい

世界のトップの大学者
世界のトップの政治家
世界のトップの財界人
世界のトップの建築家
が東大を訪問する

日本人がアッとおどろくだけでなく
世界がアッとおどろく
世界で最高の建築物を
東大・工学部建築学科の教授陣は
本郷キャンパスに
建築しないもんかね
「さすが、東大！」は最低でも必要でしょ

いくら腕がいい
いくら頭がいい
いくら素晴らしい成果がある
といっても
ロクな家に住んでいない建築家
病気がちの医者
貧相な服を着ているファッションデザイナー
に仕事を依頼する人はいない

日本の科学技術がいくら素晴らしいといっても
これじゃ
世界は信用しない
イヤ、日本人も信じていない？

駐車場も
禁煙サインも
世界があっけにとられる
工夫は
ないんですかね

本日が幸せに満ちた１日でありますよう
今日も笑顔で！
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